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 市況動向 銅事情     2015年7月9日 資材委員会提供  銅事情  電線市況
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<6月の国内事情>
 内閣府発表の「景気ウォッチャー調査」によると、6月の現状判断DIは企業動向関連で上昇した一方で小売関連や雇用関連DIが低下したことから前月比2.3ポイント低下の51.0ポイントとなった。また、先行き判断DIは、企業動向関連で上昇したものの家計動向関連及び雇用関連DIは低下したことにより、前月比1.0ポイント低下の53.5ポイントとなった。以上のことから、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、夏のボーナス、外国人観光需要、プレミアム付商品券への期待等がみられる」とまとめられた。
 また、日本電線工業会発表「2015年度銅電線出荷量速報値」によると、5月は全体で前年同月比2.5%減の5万3,300トンとし7ケ月連続のマイナスとなった。部門別には最大需要部門である建設電販部門が、首都圏での都市再開発需要やピークは過ぎたものの太陽光発電向けの需要が底を支え、前年同月比2.6%増の25,300トンと前月に続いての増加とした。一方、建設電販部門に次ぐ需要分野である電機部門では9.7%減と8ヶ月連続のマイナス、また自動車部門も同11.6%減と3ケ月連続の減少を示した。
 また為替相場は、前月5月後半でのFRBイエレン議長による年内の利上げを示唆したことからドル高進行のきっかけとなり、6月も124円から125円台でのドル高推移となった。

  <銅事情>
 6月のLME注1銅相場は、月前半にはドル高と世界最大銅の消費国である中国の弱い経済指数が銅相場を圧迫し前月末の6,000ドルから頭の重い下落基調の推移となった。また月中盤以降はギリシアの債務不履行問題やそれに伴うEUとの交渉難航懸念から、非鉄市場は総じて軟調となり、一時は3ヶ月ぶりの安値となる5,600ドル台へ突入することとなった。全般には中国の経済動向とギリシアデフォルト問題、FRB利上げ時期観測に振り回される動向を示すこととなった。
 またLME在庫は、前月の33万トン台前後から31万トン前後と4ヶ月ぶりの低水位となっており、これは銅の相場を支える圧力となった。
 2015年6月の国内銅相場は、前月末の80万円/トンから1日にマイナス1万円の79万円/トンでのスタート、その後12日にはマイナス2万円の77万円/トンへ、更に22日にはマイナス3万円の74万円/トンへ、26日にはプラス2万円の76万円/トンとなった。7月からは、1日よりマイナス1万円の75万円/トン、7日には73万円/トンとして現在に至る。
 2015年6月平均建値は77.0万円/トンで前月と比べ4.1万円/トンのマイナスとなった。直近6か月の平均建値(2015年: 1月:74.6万/トン 2月:72.4万/トン 3月:76.3万/トン 4月:76.6万/トン 5月:81.1万/トン 7月:77.0万/トン)
  注1 LME:(ロンドン金属取引所 130年以上の歴史を持つ世界第一の非鉄金属市場)
全国出荷銅量(2015/05 速報値)
銅の国内建値とLME CASH(2015/06)
銅価格の最新情報は、「銅建値他直近推移表」(JCMA提供)を参照下さい。
 
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